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「ごめーん、お待たせー」
『おかえり………え？！』
淳太「や、やっほー」
神山くんの後ろから、ひょこっと顔を出した……淳太くん？！
『なんで淳太くんがここにおるん？』
出かける言うてへんかった？
淳太「えっとそれは……」
『まさか私たちのことつけてきたん？』
いや淳太くんに限ってそれはない……はず
淳太「そのまさかでございます」
『なんでなん？？』
淳太「だって気になるやんか」
『はあ？！』
え、ほんならさっきのやりとり……
全部見られてたってこと？！
うわ最悪……穴があったら入りたい……！！
いくら淳太くんでもそれは許されへんわ！！
「ほんま変態やなあ。人のデートつけてくるとかさあ」
淳太「ちゃうやんか！！俺は被害者や！」
『……もしかして、望くんとしげもいたんじゃ』
神山くんを誘ったあの日のことが、今日のことやったとしたら……
『神山くん』
「ん？」
『私、明日から学校休むね』
淳太はともかく、あの2人に見られてたのが恥。絶対からかわれるもん。
「えー、やめてや！俺寂しい……。」
捨てられた仔犬が拾ってください。って時にやる目で私を見つめる神山くん。
やめて、そんな目でみんとって……
「俺のためにも来て？」
『……しょーがないなあ』
「やったあ！」
淳太「俺の前でイチャつくな！」
『元凶は黙っとけい！』
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作者名：ちぃすけ | 作成日時：2020年4月7日 21時
