片想い。Tomohiro K. (ページ14)

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そのまま3人でおしゃべりタイム。

思春期真っ只中の淳太くんがいるので、話題は恋バナ。

言うても、淳太くんはグルなので、神山くんに探りを入れてくれるらしくて。

淳太「神ちゃんはさ、好きな人とかおらんの？」

「俺？んーおるで」

『んえっ？！』

あ、やばい。アホみたいな声出てもうた。

「なんや、そんな気になるん？俺の好きな人」

淳太「おん。気になって夜しか寝られへんわ」

「いや、夜寝れてんなら大丈夫やで？」

と、お決まりのツッコミ。

淳太「で？誰？」

「あほ！秘密やわ！」

『えー、ケチ！』

神山くんのことやから、今の流れでポロって言うてくれる気がするけど、ガード硬かったわ。

「俺の一目惚れや！以上！」

耳をほんのり赤めて話す神山くんが、とても可愛らしい。……ほんま私、変態や。淳太くんのとこの血を引いてんのかな。

淳太「デレッデレやん。想像した？」

「した！」

淳太「純粋！かわええ！」

『淳太くんは汚れてるもんね、』

淳太「しばくぞ」

あの神山くんが、一目惚れかあ……

あの神山くんに、一目惚れされる女の子かあ……

どんな子なんだろう。