大切な仲間だから【橙】

８.デス・ゲームの始まり！？ ページ8

ジェル「俺の仲間を、どこへやったんだよ…」



不安が大きくなりすぎて、涙が出てきた。



たぶん、俺の顔はぐちゃぐちゃだ。



いい大人情けないと思うけど、それぐらい、メンバーのことが心配だったんだ。



あいつは少し驚いた顔をして、俺の質問には答えず、こう言った。



？「ソウナダナァ…確カニ、無理矢理大切ナモノヲ奪ワレテ、寂シイヨナァ…」



いきなり優しさを見せつけられて、俺は気味が悪く感じた。



？「ジャア…正々堂々勝負スルノハドウダ？」



ジェル「どうゆうことだ！？」



？「ツイテコイ！ジェル！デス・ゲームノ始マリダァ…」



まじかよ



すると、俺の下に魔法陣が現れて、そこから溢れ出す光に体が飲み込まれていった。



領域〇開みたいだな…



何故か俺はそんなことをのんきに考えていた。



ジェル「…うっ…」

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