★何故ここに？☆（イギリス視点） ページ5
あ)そう言えば私、どうやってここに？
ギィク！！
俺の肩がピクリと跳ねる。
イギ)あっああ…俺が連れてきてやったんだよ。
あ)あっいえそうじゃなくて、私ここの…おそらく地域全体まったく知らないんですよ。
フ)じゃあここがどこだか分かんないってこと？
あ)はい…でっでも！どこかの学校かな〜ぐらいは、分かります。
ア)ここらに引っ越してきた覚えは？
あ)ない…ですね…はい。
フ)どうゆう事なの？坊ちゃん。
その呼び方やめろ。
イギ)なっ何で俺に聞くんだよ！
やべえ！こんな言い方したら逆に怪しいじゃねえか！
フ)え〜お兄さんイギリスが連れて来たって言うから聞いただけなのに〜ｗｗ
こいつ…確信犯だな…忌々しい奴。
ア)イギリス〜君のことだから人には言えない事したんじゃないのかい？
フ)なんてったって会議中にイギ)だーーー！！
イギ)俺は何にもしてねえよ！！ただ…
フ)ただなぁに？
しまった！のせられた！！
イギ)…ただ…頼まれたから…。
フ)頼まれた？
イギ)ああ、実は…
＿＿＿
＿＿
__
イギ)公園のちびっ子は…今日はいねぇな
よし、あれやっか！
俺は、本を見ながらそのへんで拾った枝で魔方陣を描いた。
イギ)っとこんなもんだろ。
我ながら上出来だな。
調子がいい内にさっさとやっちまうか。
俺は、魔方陣の中央に線を消さないように立った。
え〜っと？ああこれか。
イギ)〜〜〜〜…遥かなる地より召喚する！現れ出でよ！
俺が呪文を唱えると魔方陣が光りだした。
その光は、とても強く俺を包んだ。
？)＊＊を助けてあげて。
イギ)え？
女性の声だった。でもそれより何より…。
イギ)誰を助けるんだ！おい！！
魔方陣の光が弱まっていったが、さっきの女性の声はしなかった。
そのとき…
＜バキバキバキ…ドサ
何かが落ちた音がした。
林の方だった。
俺は、光が治まり次第すぐに林の方へ向かった。
イギ)ここらへん…だったよな？
枝が折れている木を見つけた俺は、その木に近づいた。
そこには、一人の少女が倒れていた。
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作者名：秋桜 | 作成日時：2012年5月6日 12時
