061 何者 ページ13
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離れたくないなって思っても仕方ない、すぐにバイトの時間はやってくる
でもまたすぐに会えるだろうから
別れてぽっかり穴が空いてしまっていたそんな日々に比べると全然マシだ
「真田くん、すぐ来てくれるって？」
安「うん、あと30分くらいには」
「オートロックだからそのまま出て大丈夫だからね、行ってきます」
安「ありがとう、いってらっしゃい」
謙ちゃんを目立つマンションの前に立たせるわけにもいかず先に出た
便利なもので新築のマンションは鍵がいらない
今回は合鍵は不要なのです
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お昼頃のピークを過ぎて夕方一度休憩に入って謙ちゃんに無事に帰れたか連絡をしようとした
が、そういえば連絡先消したまま聞いてない……
重要なこと忘れていた、連絡が取れない…
まあ、いいか、いざとなったら風磨に聞こう
そう思ってとりあえず閉店までバイトを頑張った
連絡もないしきっと今日は謙ちゃんも疲れてるから家に帰ってるだろうな
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マンションでエレベーターを待っていた
このマンションは15階建てで私の部屋は７階、バイト終わりの階段はきついからねぇ
スマホに目を向けて時間を確認していると隣にスッと背の高い人が並んできたなって感じたけどいちいち気にしない
エレベーターがようやくやってきて７階のボタンを押した後に後ろに並んでいた人にボタンの前を譲るために振り向いた
「え……」
「…え？嘘でしょ？え？すごくない？何してんの？え？どうしたの？！！」
「ちょ、ちょっと静かにして！」
「このマンションなの？まじでっ？」
…美勇人くんだった。
「美勇人くんこそ何してんの？」
美「俺は今日大我ん家に遊びに行ってるだけで…」
「え、京本くんもここに住んでるの？」
美「うん、ちょっと前に一人暮らしするために引っ越してきて…最上階。」
「そっか、じゃあ……」
７階についたから急いで降りようとした
美「待って」
美勇人くんに阻止されて再びエレベーターへと戻されてしまう
美「Aちゃん、全然観に来てくれないじゃん……」
「美勇人くん、約束したよね？」
美「約束と違うのそっちじゃん」
「…だってチケット当たらないんだもん」
せっかく謙ちゃんと寄り戻せたってときに現れる美勇人くん。
あなたは一体、何者ですか。
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らぶ子♪(プロフ) - Mさん» 初めまして！コメントありがとうございます。こちらの"シリーズ最初から読む"から飛べると思うので良かったらそちらからお願いします！ (2018年7月7日 10時) (
レス) id: 51d2c937c5 (このIDを非表示/違反報告)
M - 初めまして。VIVIDどこから探せば読めますか (2018年7月7日 9時) (レス) id: 05f9c3d997 (このIDを非表示/違反報告)
らぶ子♪(プロフ) - あゆさん» ありがとうございます！コメント嬉しいです(；ω；)続編に移行したのでまたよろしくお願いします！ (2018年6月28日 23時) (レス) id: 51d2c937c5 (このIDを非表示/違反報告)
あゆ(プロフ) - 更新待ってました！(T_T)嬉しいですありがとうございます(T_T) (2018年6月23日 0時) (レス) id: ea33ac3847 (このIDを非表示/違反報告)
らぶ子♪(プロフ) - 抹茶プリンさん» ありがとうございます♪続きがなかなか思い浮かばず…（笑）更新に時間がかかりそうです(^_^;)新作、作りすぎですよね…飽き性なので…（笑） (2018年6月11日 17時) (レス) id: 6ec435c03b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：らぶ子♪ | 作成日時：2018年5月19日 7時
