不良品ヤンキー(MYUTO) 2 ページ8
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先輩たちに屋上に連れられてこういわれた
『よく、俺なんかに話し掛けてくれたね』
「…いや、落とし物でしたし」
慧「真面目！他の奴らだったら別に放ったらかしなのに」
「そうですかね…？」
『とにかく、ありがとね。』
「いえ」
森田先輩は少し間を開けて
『…俺もっと柚那ちゃんと話したいな』
慧「俺も話したーい」
「えっ、でもご飯が…」
『あ、そんなこと？なら、慧悟から貰えば？』
慧「えっ、俺？」
『慧悟自炊してんの、しかもめっちゃ上手いの！』
「あ、そうなんですか！」
失礼だけど、この見た目で自炊してるなんてビックリ。
慧「まあいいや…俺の食べる？」
「えっ、いいんですか？」
『また購買行かなきゃ』
「いや…いいですよ先輩が食べてください」
慧「いいよ俺も久し振りに購買のパン食べたいし」
『じゃ行こうぜ』
慧「おう」
先輩たちはイケメン。
なにより、凄く良い人。
「待ってます。」
私、先輩たちのこと多分好き。
・
『ごめんね待たせて』
「待ってませんよ〜」
慧「そう？」
『慧悟がパン選ぶのに時間かかったの』
慧「だって俺のお気に入りのパン無いんだもん」
騒ぐ先輩たちを横目に、私は萩谷先輩のお弁当を一口食べる。
「美味しい」
慧「でしょ！」
「はい！」
『そんなに柚那ちゃん喜ぶんだったら、俺も料理練習しようかな〜…』
慧「美勇人はどうせ食材台無しにするから無理だよ」
『おい！そんなのやってみなきゃ分かんないだろ(笑)』
「(笑)」
先輩たち、一緒にいて楽しい。
そうした
ら、森田先輩が唐突に話をし始めた
『俺さ、まぁヤンキーじゃん？知らないけど』
「…？はい」
『なんかさ、見た目のせいだろうけど、なんでここまで避けられてるのかが分からない』
これ、先輩たちならではの悩みだと思う。
慧「性格じゃない？女子には優しいけど、男子にはあたりが強い所とか」
そうなんだ…
『こっちは好きでこういう服装とかしてるってのにさ』
確かに、こんなに良い人なのに。
慧「俺、前に俺らのこと不良品ヤンキーとか言ってた人居たって聞いた」
『…あながち、間違ってないけど(笑)』
「…でも、私はそんなにヤンキーだとか思いません」
『…本当に？そう言ってくれるの、柚那ちゃんだけだよ』
慧「ありがとね」
やっぱり好きです
『ん？てか、顔赤くない？大丈夫？』
こんなチャンス滅多にないと思って、ずっと我慢してた。
ふらふらする。助けて。
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まねまね - らんれおの恋愛小説みたいです！！ (2023年4月23日 17時) (
レス) @page3 id: 7ded94b651 (このIDを非表示/違反報告)
采嵐(saran - リクエストはこのコメント欄にお願いします！ １話につき出演するLove-tuneメンバーの人数は制限されてないので出演させたい人全員書いてください！(ですが7人とかだと一言二言しかセリフないと思います…) (2017年12月10日 17時) (レス) id: 55587e2c01 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：采嵐(saran | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/saran-hp/
作成日時：2017年12月9日 22時
