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宮「あっ、サクラちゃん〜〜〜♡」
サ「ちゃかちゃん！えっ、今どこ？」
宮「うーんとね、旅館！」
慎「ヤッホ〜〜」
「あ、慎ちゃんだ」
玄「それってAもいんの？」
慎「おん」
玄「くそびっち聞いてる〜？」
「うるさいんだけど」
久しぶりに顔合わせてそれはなくない？と声をあげると玄樹がキャッキャ笑って「誕生会却下されて可哀想だなぁ〜、寂しくて泣いてない？」と貶してんだか慰めてるんだかわからないセリフ。
「別に」
サ「ねぇ、他は？」
宮「あ〜んとね〜顕嵐とジンと紫耀はサウナでまだ勝負の続きしてる」
俺らギブアップしたのよ、と顔を顰める慎ちゃん。
なんだかんだ楽しそうだなぁ。
サ「楽しそうでよかったね」
宮「うん！！あっ！サクラちゃん顕嵐が帰ってきたから切るね！ちょっとバレると怖いから」
って言うちゃかちゃんが急に慌てたように逃げる様子が映ると急に画面が暗くなったり明るくなったりしてその中で「おい、それサクラだろ」という顕嵐の声が聞こえた。
「バレたな」
サ「もう(笑)」
勝手に掛けてんじゃねーよ、と言いながらまた画面が切り替わると顕嵐のどアップに変わって「わ、」と思わず声が溢れた。悔しいけど綺麗な顔。しかも、サウナ上がりでほっぺが赤くて発色のいい肌色が画面越しにも伝わる。
顕「あ、サクラ？」
サ「はーい」
顕「ごめんね、俺の代わりに」
サ「まったくだよ」
顕「今度埋め合わせするから」
サ「新しい服欲しいので買ってくださーい」
顕「ふっ(笑)」
サクラちゃんの言葉に頬を緩めた顕嵐が「作間くんと楽しくお仕事してたんだって？それじゃ足りない？」と意地悪な顔するからサクラちゃんが「ちょっとそれは話が違うくない？」と唇を尖らせた。
顕「Aもいんの？」
サ「いるよー」
そうやって画面に映ると独特な「えっ、Aいんの！？」とハスキーな声が聞こえて。苦笑いする暇もなく「Aちゃん♡」と紫耀の顔が顕嵐の肩越しに映った。
「うっわ・・・」
サ「ヤバイヤバイ」
チラッとサクラちゃんと顔を見合わせると考えてることが一緒なようで。
「キラッキラ」
サ「画面が割れるって」
さすがに一つの画面に顕嵐と紫耀を収めるとそうなるよね。
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作者名：愛美
| 作成日時：2020年7月5日 14時
