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玄「なにやってんの」
「っ・・・！！？」
神「はぁあ！？」
目を開けた先に見えたのは、玄樹と目を丸くしている宮近くん。
神「何してんの...」
玄「そっちこそそんな隅っこで何コソコソしてんの？えっ.ちな話でもしてた？」
「はあ？して、、、、ない、、、」
神「てか、早く閉めろ！」
玄「Aはまたそんなだらしない格好して」
「じんのこと誘惑してた？」と玄樹は呆れた目を向けてきた。
「違うもん！！」
神「あーもういいから、早く閉めて」
一応それ不法侵入だからね？と顔だけ振り返ったじんに、玄樹が「合鍵あるから違うし！」というとプンスカしながらバン！と扉を閉めた。
「びっくりしたー」
神「はぁ」
恐怖感でしがみついてたじんから離れようとするんだけどそれを許されず、大きくため息を吐いた彼が「あーもう、お預け食らったし」と不機嫌そうに呟いて。その子供みたいな顔に思わず笑みが溢れた。
「またあとで(笑)」
神「あ、言ったな？」
ニヤッと笑ったじんが「はい、さっさと着替える」と私の両肩に手を当てた。
じんは私のお泊りセットボックスの中から一番露出が少ない洋服を出して私にほいって投げると「あっちで待ってるから」と部屋のドアをしめた。
にしても玄樹さん毎度毎度タイミング悪い...。
デジャヴ...と思い 着替えてからリビングに出ると顔を真っ赤にした宮近くんと目が合って、逸らされた。
それを見たじんがクスッと笑ってAおいでって呼んでくれる。
「今日は何しに来たの？」
玄「はぁー？何その態度、より戻したからってじんぐーじを独り占め？」
「そういうことじゃないけど、」
玄「言っとくけど、この３ヶ月間ここに来てたの俺だから」
「・・・だろーね、はは」
玄「なんなのA、海でじんが来てくれた時半ベソかいてたくせにもうこんな態度なの？反省しろよ」
「はいはい」
神「通常運転(笑)」
宮「・・・(苦笑)」
私はじんの言うことしか聞きませんよーだ。
玄樹の言葉を軽く流して、テレビを付けると「お腹空いたからなんか出して」って玄樹が偉そうに注文してきた。
「残り物のカレーならまだいっぱいあるけどそれでいいから勝手に食べて」
玄「残り物？ハンバーグ作ってよ」
「めんどくさ」
玄「は？言うこと聞いてくんない？」
「うるさいんだけど」
玄「あーじんのこと連れてくんじゃなかったー」
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作者名：愛美
| 作成日時：2020年4月1日 2時
