StLtH22 (ページ16)

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「ふふ、分かりやす(笑)」

神「分かるように言ってんの(笑)」

「ダメ(笑)」

神「えー(笑)」

「もうちょっと暗くなってから」

神「暗くなるまで俺に我慢しろってか」

「ふふ。あ、そうだじん、私の服もクローゼットに置かせてもらった」

神「うん、もちろんいいよ」

「でも一応隠した」

神「どこ？」

「どこだと思う？」

神「えーどこだろ？」

「探してくださーい、15秒ね！」

神「見つかるわけねーじゃん(笑)」

ちゃんと15秒カウントしたけど本人に真面目に探す意思がないから見つからぬままあっという間に15秒経ってしまって「しょうがないなー」って言いながら答えあわせ。

「ここでした」

神「なるほど(笑)」

「勝手に隠してごめんね？」

神「いいよ」

じんはそれを引き寄せ普通に開けると「お前なぁ(笑)」って困ったように眉を下げた。

神「こんな可愛い下着を堂々と(笑)」

「堂々とじゃないよ！隠してるもん、一応！」

神「これをお前がいないときに見る俺の気持ち察して？」

「え？見るの？」

神「見ちゃうかも？」

「見て何するの？」

神「え？それ聞く？」

2人でぽかーんとしたのちに「・・・変態。」って口にすると「これ隠すそっちもね？」とニヤッと笑う。

じんはわざとらしく向かい合ってる私の腰を抱いて、「Aがいない時に見ちゃったらどうする？」と聞いてきたから「それって私呼べば解決しない？」と首を傾げる。

神「出来ない時とかあんじゃん？(笑)」

「あー・・・。でもまあ、頑張るよ？」

神「ちょ、おまっ(笑)」

「ねえさっきから誘ってる？」って困ったように眉毛を下げるじんが「そんなの言われたら期待すんだろ？」と私の顔を覗き込む。

「・・・ふふ、期待するんだ？ふぅーん」

神「うっわ、小悪魔のスイッチ入った。タチわっる(笑)」

「ふふ、頑張って期待に応えようかな？」

神「なにその余裕の笑みは(笑)」

「あー小悪魔の尻尾が見えるー」とじんが目を細めて、「今すぐしたいんだけど」と腰を撫でて身体を近づけてくる。

カーテン閉めた薄暗い部屋、じんの瞳がギラッと光る。

「しちゃう？」

神「したい？」

「ふふ、ずるー」

神「そっちだって」

部屋の隅でコソコソと座り込んで、こんな話してるなんてあまりにも馬鹿で笑えてくる。