StLtH22 (ページ12)

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神「A？」

「ん？」

神「・・・言いたいことある？」

「え？」

神「なんか我慢してるかなって思って」

違かったらいいけど、って彼は私の額に唇を落とした。

目を合わせると、蒼くキラキラな目が私を射抜く。

「じん、」

神「うん？」

「まだ寂しい」

神「うん」

「だから、」

したい、って強く抱き着くとじんは少しだけ間を置いて「うん、しよっか」って私を組み敷いた。

神「寂しい？」

「うん、胸が苦しくて痛い」

神「どうにかしなきゃね」

「うん、お願い」

神「大丈夫だよ、任せて」

「ん」

なんだか、じんが前よりもずっと優しい。

泣きそうになる私に微笑みかけて「大丈夫だから、泣いてもいいよ」って囁く。

もうじんに涙を見せたくないのに、そんなに優しく言われたらぶわっと涙が浮かんでしまって。

神「俺の前で泣かなかったら、誰の前で泣くの？」

「・・・ごめんっ」

神「大丈夫。嫌いにならないよ。」

「ッ、、、そんなに優しくしないで」

神「優しくしてない。本心だよ」

「じんっ。」

涙が溢れるのと同時にじんが唇を落としてくる。優しく、慰めるように。額に、目に、頬に、鼻先に、唇に。

神「名前で呼んで」

「ゆうた、」

神「もっと」

「ゆうた、、ゆうた、」

神「うん、いるよ。寂しくさせないから」

甘えるように首に腕を回すとじんは優しく頭を撫でてから、「離すなよ？」と耳元で囁く。

その甘い声に背筋がゾクッとする。

神「A、こっち向いて？」

素直にじんの方を向くと、「珍しくAが誘ってきたから嬉しくて俺優しく出来ないかも」と彼は口角上げて私を見下ろした。

「優しくなくてもいいよ」

欲しい、って自分から顔を近づけて彼の唇に自分のを押し付けた。

それが彼のスイッチを押したようで。

「んっ、」

神「あぁもう」

「ぁ・・・っ、ん」

神「A、」

名前を呼ばれたと思ったらまた激しく唇を奪われて、身体中を何度も何度も撫でては器用に衣服を脱がしていく。

首に吸い付く彼の後頭部を撫でると、指が器用に私を攻める。

「あっ」

神「A、」

「ん？」

神「まだ寂しい？もっと？」

「うん、」

もっと、って言うと彼はフワッと笑って身体中にキスを落とした。