StLtH11 (ページ5)

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その声にビクッと肩を揺らして、起きたさなぴー。その目にハルさんを捉えると「
吃驚したー、なんだハルカか」と伸びをした。

ハ「なんだハルカか、じゃないわよ。なにがあったの！？」

風「うるさ、」

樹「キングオブ寝起きの悪さが起きちゃった」

ん～って顔を摩る風磨。「うるさいんだけど、朝から」ってめっちゃ低い声。

そんな風磨に目もくれず「ミホコ！！(怒)」ってミホさんを起こすハルさんは大我と二人で使ってた毛布を剥がし取って容赦無く「ミ！ホ！コ！起きなさい！」と肩を揺らし始めた。

目を瞑ったままのミホさんの顔が歪み始めてヒヤヒヤする俺。

朝から喧嘩に発展されたら止める為にどれだけ俺のHPが削られることか...！

ハルさんお願いだからもっと優しく起こして！って念じるけど俺の願いも虚しく不機嫌な様子で起き上がったミホさんは舌打ちをして「うるさいんだけど、」と髪をワサワサッと荒く触った。

佑「起き方に品の欠片もない...」

ミ「あ？」

佑「もっと上品に起きろよ」

ミ「朝からうっるさいんだけど、」

佑「てめーの顔を朝から見るとか最悪」

樹「～っ！！！」

お願いだからやめてくれー！朝から戦争は勘弁して！という思いで「あ、あのー！」と声を出そうとしたがその前にハルさんが「アンタ達ねー！」とテーブルをドン！と叩いた。

ハ「こんなに散らかして誰が片付けると思ってんの！？樹くんだよ！？本当いつも学習しないんだから！さっさとみんなで片付けて帰れー！！！！(怒)」

樹「、、、ハルさん」

ハ「どいつもこいつも、樹くん任せなんだから」

謙「はい、じゃあ片付けて」

ハ「謙ちゃんもだよ！？(怒)」

謙「、、、」

さっさと片付ける！というハルさんの声にみんなが渋々と起き上がって、せっせと昨日の楽しんだ残骸を片付けていく。

カウンターにいる北斗に目を向けると「リリ？リリ、起きろよ？」とリリちゃんを起こしていた。

リ「、、、あっ、」

目を開けて北斗捉えたリリちゃんは「え？」と戸惑ったように体を起こした。