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「やっぱ医学部って大変だよね。」

神「課題量で言ったら俺らも凄いけど医学部はまた別だもんな。覚えることが倍多そう・・・」

「本当あのふわふわさでやって行けるんだからい玄樹って凄いよね。」

神「医者の血引いてるし、妥当じゃない?さすがだと思うけど俺は」

「やっぱお嫁さんのことは褒めまくるのね(笑)」

神「やだ、嫉妬?(笑)」

「まさか。まぁ、でも・・・そういえばじんってずっと彼女いないよね」


高2で出会ってからずっといないんだけどなぜか今でも女遊びしてる〜・・・みたいな噂がじんに付き纏う。そんなことはないのに。


神「それはお前もじゃん」

「だって、」



私がそう言うとじんは一瞬やべって顔をした。


「・・・んまぁ、過去のことだし?(笑)」

神「悪い」

「もうそんな顔しないで。じんがいたから大丈夫だったよ?」


じんはそうだよな?誰のおかげか言ってみ?と急に調子乗るから「チャラ男じんぐーじさん(笑)」ってふざけて言えば


「神宮寺勇太様だろオラ」と頭をぐしゃぐしゃにしてきた。


じんとはずっとこの距離がいい。
親友の距離。

玄樹にはきっと負けるけど、私はじんのこと分かってるし。

多分じんが一番私のこと分かってる。

それだけは胸張って言えるの。

思い出したくもない過去。

私を闇から引っ張り出したのは誰でもなくじんだから。

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設定タグ:7ORDER , 愛美 , 森田美勇人   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:愛美 | 作成日時:2017年7月14日 2時

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