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赤いキャリーケースをゴロゴロと鳴らしながら、長い長い坂道を歩く。



「毎日歩いてたら、絶対痩せるやつじゃんこれ・・・」



7月上旬の暑い空気に耐えながら、踏ん張って歩く。

長い坂道が終わるころ、見える夕日に照らされたオレンジの屋根。

幼い頃の記憶が過り、細く微笑んで足を進めた。



叔母に貰った鍵で、カチャッとドアを開くと感じる違和感。

靴棚が大きくなってる。

そしてやたらと生活感のある匂いが漂ってくる。



違和感を抱きながらリビングのドアを開けると、ありえない光景が広がった。

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設定タグ:7ORDER , 愛美 , 森田美勇人   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:愛美 | 作成日時:2017年7月14日 2時

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