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『上がったよ〜』
謙「おー、なら俺らも入るか〜」
佑「だな〜」
『いってらっしゃーい』
怜「いってきます！！」
『あれ…顕嵐いない』
みんながお風呂に入りに行ってる中顕嵐がいないことに気づいた。
謙「顕嵐はちょっと出てくるって。」
謙ちゃんは優しく教えてくれた。
『…そっか』
きっと、謙ちゃんは顕嵐の過去を知っている。
ううん、謙ちゃんだけじゃない。
きっと、みんな知ってる。
だから顕嵐を優しく見守ってるんだ。
私もいつか話さなきゃな。
なんて1人で考えていると萩ちゃんが上がってきた。
慧「ふぅ…気持ちよかった〜」
『早かったね』
慧「うん、今日はなんとなく早く上がろうと思って。」
『そっか』
慧「うん」
それから萩ちゃんは何も話さなくてただずっと外を見ていた。
謙「あっつー、がつま元気すぎんだって笑」
佑「もっとゆっくりしたいのに〜」
怜「楽しいくせに〜♪」
美「結局楽しそうにしてるもんな！」
翔「割とみんなガキだから！」
謙「モロもね？笑」
なんて楽しそうに話しながらみんなが上がってきた。
謙「あれ？もうちょい盛り上がってるかと思った笑」
『さっきまで話してたよ。ね、萩ちゃん？』
慧「あ、うん」
そう言った萩ちゃんは切なそうに笑った。
慧「俺部屋戻るね」
『あ、うん…』
謙「そっか」
『萩ちゃん、どうしたのかな』
謙「疲れたんだよ、きっと」
『そうなのかな、』
佑「俺も部屋上がるわ。お前らも早く寝ろよ〜」
『あ、私も寝るね』
怜「えー！！」
翔「えー！！」
謙「うるさい、お前ら笑」
『また、明日ね笑』
謙「おう、おやすみ〜」
『おやすみ』
外を見ている萩ちゃんの顔が忘れられないまま私は眠りについた。
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作者名：みぃこ x他1人 | 作成日時：2017年8月16日 22時
