愛音家 . (ページ6)

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佑「もう8月かぁ…はやいね」

なんて急にさなくんが言うからみんなは不思議そうな顔をしている。

謙「急にどうしたの、さなぴー笑」

『ほんとだよ笑』

佑「だってAが来たの確か4月だったでしょ？早いなーって笑」

私はふと、横に座っていた萩ちゃんを見た。

萩ちゃんはどこか悲しそうな顔をしていた。

翔「あー、確かに！！」

『そう考えると4ヶ月あっという間だったなぁ』

怜「Aが来てからなんとなくここの雰囲気も変わったよね！」

美「前はみんなごはん以外は部屋にいるって感じだったけどAが来てからは結構集まるようになったよね」

『そうなんだ、なんか嬉しい笑』

佑「ほんと、かわいいなぁ！！！！」

顕「みんなA愛強すぎでしょ笑」

美「とか言いながら顕嵐も好きなくせに～」

顕「好きだよ、当たり前じゃん」

『ちょ、真顔でそんなこと言わないでよ笑』

顕「顔赤いよ？大丈夫ですか～？笑」

『もう！うるさいなぁ！！』

慧「Aが拗ねるぞ～笑」

『拗ねません！萩ちゃんまでなんなの！』

謙「仲いいのはいいことだけどもうこんな時間だよ笑」

『わ、はやっ』

慧「ご飯しなきゃ」

『あ！手伝うよ！』

慧「ありがとう」

『うん！』

慧「じゃあまずは…」

といいながら野菜を切っていく萩ちゃんの横顔はいつも通りの優しそうな顔だった。