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顕「雨、やばいね」
『洗濯物室内干ししなきゃ』
謙「どこが一番風通しいいのかな」
『どこだろ』
ｺﾞﾛｺﾞﾛｺﾞﾛｺﾞﾛ
雷が鳴った。
『きゃっ…』
顕「大丈夫？」
ﾄﾞﾀﾄﾞﾀﾄﾞﾀ
誰かが部屋から降りてくる。
怜「Aちゃん！大丈夫？」
『怜央くん…』
怜「雷鳴ったでしょ？大丈夫？」
『うん、ありがとう』
顕「ねぇ、いつの間にそんなに仲良くなったの？」
『昨日の夜雷鳴ったとき怜央くんが隣で大丈夫だよって言ってくれたの』
謙「ながつもかっこいいことすんじゃん笑」
怜「当たり前！！」
そう言って笑う怜央くんとみんなを見ていると雷なんて忘れていて私まで笑顔になれた。
謙「この調子だと夜まで止みそうにないね」
顕「一人で寝れんの？」
怜「またお泊まりする？！」
慧「俺のとこ来なよ」
急に現れた萩ちゃん。
『え、いいの？』
慧「別にいいよ」
顕「それなら俺のとこ来てほしかった」
『顕嵐のとこは絶対やだ』
謙「顕嵐は危ないから辞めときなさい」
怜「あれんのとこには僕が行きまーす！！」
顕「来なくていい」
『いいじゃん笑』
慧「とりあえず今日眠くなったら俺の部屋来な？」
『うん、ありがとう』
そんな約束をしている間も言い合いをしている顕嵐と怜央くん。
最後には結局顕嵐が折れて一緒に寝るのがお決まりになっている。
そんな2人を見ていると弟ができたみたいですごくかわいく思う。
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作者名：みぃこ x他1人 | 作成日時：2017年8月16日 22時
