愛音家 . (ページ25)

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顕嵐のことが解決してから初めてみんな集まれた。

謙「ね、顕嵐のことも解決したし、みんなで買い物でも行かない？」

佑「おー、いいじゃん」

『行きたい！』

顕「俺のこと解決とかそんなに関係ないよね笑」

怜「まぁいいじゃん！！」

慧「運転はよろしく」

翔「早く行こうぜ！」

美「行こ！！！」

急いで準備をし、デパートに向かう。

車の中でもみんな元気で、見てるこっちが笑顔になるくらいだ。

思いついたのが午後だったこともあり、デパートに着いた頃には14時になっていた。

『夜ご飯もここで済ませちゃおっか、萩ちゃん大変だし』

謙「そうだね」

慧「ありがとう」

美「早く行こ！！」

顕「俺あそこ行きたい」

顕嵐が指差した先はアクセサリーショップだった。

美「お、いいじゃん！行こ！」

謙「これめっちゃ好きなんだけど」

『わぁ…かわいい』

みんな集まっているところは別々で。

そんなとき、怜央くんが私たちを呼んだ。

怜「ねぇ！！これみんなでお揃いで付けようよ！」

そう言いながら見せてきたのはシンプルなデザインのネックレス。

翔「いいね！これならあんまアクセサリーつけない人でも付けれるし！」

『うん！かわいいしいいと思う！』

謙「なら各自買うか」

慧「だね」

顕「Aのは俺が払う」

『え、いいよ！』

顕「この前のお礼」

『ほんとに！大丈夫！』

慧「かっこつけさせてやんな？」

『…わかった』

結局顕嵐に買ってもらった。

顕「ほら、」

『ありがとう！！』

顕「おう」

なんて素っ気ない返事しかしないけどすごく優しく微笑んでくれた。