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「お父さーん、来たよ！」
鈴木「お父様は、お仕事に行かれました。お荷物をお預かりしておりますので少々お待ちください。」
「はーい。」
この人は、執事の鈴木さん。他にも同じような人がいて、ほかの執事さんはお父さんについていったのかな？
飛貴「久しぶりに来たー。いつ見ても広いねー。」
「こんなおうちに住んでたら涼花たち迷子になるよ。」
飛貴「たしかに。その時はさ迷子のお知らせすればいいじゃん？」
「見つからなくちゃダメじゃん。」
飛貴「あ、そっか。」
鈴木「お嬢様、お待たせ致しました。量が多いので車でお送り致します。」
「あ、いいよいいよ。スーパー行くし、道路にリムジンとか邪魔になるし。」
鈴木「そうですか。失礼しました。」
「お父さんにありがとって言っておいてください！では、さよなら〜。」
飛貴「失礼しました。ねぇ、お嬢様でしょ？」
「違うしー。JKですけど？」
飛貴「そうですか。、、、あのー、服の量多いよね？」
飛貴の両手に服が入った紙袋が7個ずつ。うん。確かに多い。
「だから半分持つよって言ったじゃん？」
飛貴「いや、持たなくていい。」
なんなんだよ！
「早くスーパー行かなきゃ。飛貴先にそのまま帰ってて。走って行ってくる！」
飛貴「んえ？ちょっ！ちょっと待ってよ！おーい！」
那須君に頼んでるの忘れてた！！早くしないと！
「はぁっはぁっ、ただいまぁー。」
「「おかえりー！」」
「飛貴ありがとね。那須君も助かったー。ご飯にするね。」
那須「はーい。あざーす！」
飛貴「本当に走ってきたんだ！お疲れー。」
「どうもどうも。今日のご飯は、ナスとベーコンのトマトスパゲティーです！」
雄登「マジ？やった！俺、めっちゃ好きなんだよねー。」
「良かった！美味しくないかもだけど。」
飛貴「いま、めっちゃ美味いから！保証できるし！」
「こら、飛貴。ハードル上げなくていいから。」
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作者名：瑳紅羅 | 作成日時：2019年1月4日 21時
