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108  貴方サイド ページ8

〜貴方サイド〜




勝利たちに会わないうちに、早めに体育館裏まで行った。




心の準備なんて出来てない。




もう、松村さんは来ていた。



ゆい「早かったね。」



「はい・・・」




ゆい「てか、あんたさぁ何で関わったの?ウザイんだけど」



「ごめんなさい」



(ドンッ




お腹や背中を蹴られた。蹴られた衝撃で地面に倒れ込んだ。


半端のない痛みが体中を走る。





「止めてください・・。」



ゆい「ヤダ!約束守ったらこんな事にならなかったのにね〜」




(ドンッ



「・・・勝利・・・・勝利・・・」



痛すぎて、ろくに話せない





ゆい「バカじゃね?来るわけないじゃん。お前はひどい女って事になってんだし!ww」



「・・・・・」



ゆい「皆、来ていいよ。」



松村さんの合図で2人の女子が来た。


多分、松村さんのクラスの子だ。






女「この子かぁ〜かわいそうに・・・アハハハハ」


(ボンッ




「痛い・・・・痛いよ・・・・・。」



(ボンッ



女子2「馬鹿じゃない?」




(ボンッ






「・・・・・・はぁ、はぁ」




痛くて、涙さえ出ない。


苦しいとも悲しいとも痛いとも思えなくなった。


笑うことも泣くことも・・・表情がなくなった。感情もなくなった


何とも思えなくなって・・・・・言葉を発する意欲もない。









「「A〜・・・、どこ〜A〜」」


体育館付近から勝利が私を探す声が聞こえた。


きっと、授業が始まったからだと思う。





ゆい「っち・・・まぁ、良いや。これもこれで面白いかも。」



松村さんが何かを企み始めた。




そしたら、松村さんが連れてきた女の子2人は、松村さんを軽く蹴り始めた。



何がしたいかは、大体予想がついた。




何もかもがボロボロで、何も考えられなかった。

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沙奈(プロフ) - 佐藤ももさん» いーえ。番外編も、読みます (2013年3月16日 12時) (レス) id: e2b9a2bf53 (このIDを非表示/違反報告)
佐藤もも - みーたさん» ゆいちゃんのその後ですね・・・了解です☆ (2013年3月13日 20時) (レス) id: a1f5ec1b90 (このIDを非表示/違反報告)
佐藤もも - セクゾLOVEさん» 皆望んでるかどうかは分からないけど、頑張ります(・∀・) (2013年3月13日 20時) (レス) id: a1f5ec1b90 (このIDを非表示/違反報告)
佐藤もも - あんあんさん» 毎回ですか!?嬉しいです☆ (2013年3月13日 20時) (レス) id: a1f5ec1b90 (このIDを非表示/違反報告)
佐藤もも - 聡タンさん» ありがとうございます。続編は感動というよりもキュンキュンの方が多くなると思いますよ・・・(^-^) (2013年3月13日 20時) (レス) id: a1f5ec1b90 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:佐藤 もも | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/img/user/date/3/0/f/30f9775fe9facfc41e0b1793de0fd6df.jpg...  
作成日時:2013年3月3日 9時

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