君に恋する僕ら。３

１２８　勝利サイド ページ28

〜勝利サイド〜





玄樹がAに告って振られているのを裏から聞いて安心した。





でも・・・・



Aは、好きな人がいるということを理由で振った。





好きな人かぁ・・・・・




誰だろう？？振られたとしてもきっと後悔しない。





玄樹が裏に戻ってきた。




玄樹「はぁ〜・・・残念だ。」



勝利「玄樹・・・・大丈夫か？」



玄「うん、勝利。任せた」


勝利「何を？」



玄「福井を。どうせ福井の好きな人は勝利だし。」


勝利「んなわけないじゃん。俺だってきっと振られるけどまぁ、がんばろっ」


玄「おぉ」







しばらく玄樹と話していた。








司会「それでは、最後のエントリー・・・エントリーＮｏ．２０の方出てきてください」




勝利「ふぅ〜」


一回深呼吸をしてからステージに出た。




女子「キャーーーー」



女子の黄色い歓声。正直うるさい。そんな女子たちの中Aはただ、不安そうに悲しそうに立っていた。




司会「最後にふさわしい、学園のアイドル佐藤君！今の気持ちは？」



は？質問とかあったっけ？




勝利「めっちゃ、緊張してます。」


司会「佐藤君、では告白する人を教えてください。」



勝利「福井Aさんです/////」




司会「では、福井さんステージに上がってください。」




Aは顔は真っ赤でキョトンとしてて、驚いてるみたいだった。





ステージまで来た。




司会「では、どうぞ。」



勝利「Aと離れたくない。俺、これからもAと居たいし、前の関係に戻りたい。だから付き合ってください」


言いたいことはコンパクトに言い切った。



振られても後悔しないって決めた。



だから、あとは答えを待つだけ。



ドキドキしてる・・・・






司会「では、福井Aさん答えをどうぞ」

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