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夏休み1《Fuma》 ページ2
夏真っ盛りになりつつある今日
相変わらずセミの声がうるさい
A「だぁーっ、むり。やだ。飽きた。」
風「は？まだ5分しかたってねーけど？」
あきれた様子で私を見る風磨
風磨とは家が近くて幼馴染み
私と違って成績優秀で運動もできる嫌な奴だ
A「うるさいなぁ！なんでテストなんてあるの！もういや…」
絶賛テスト期間中のわたし。
次の数学で赤点とると夏休みに補習っていう非常にまずい状況で風磨の部屋でお勉強してます…
風「しゃーねーだろ！やるしかねぇんだから！
頭脳明晰で運動神経抜群なスーパーイケメンの俺が教えてやってるんだからありがたく思え！」
A「あー、自分で言っちゃうところがすこぶる残念だけどね」
風「何か言ったか？」
A「なんでもないっす。すんませーん」
風「お前の夏休み潰れたら俺も困るから、、」
A「なにそれ笑。どういうことよ」
風「お勉強しない人には教えませーーん」
A「くっ……勉強します」
風「よろしい。」
満足げにうなずく風磨がムカつく
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作者名：ぽん酢 | 作成日時：2016年10月13日 2時
