［夢100］優しい彼 (ページ7)

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5話ページ7

貴女Side

私とミカエラ様は待合室のような所で談話しながらご友人を待っていた

30分くらい経っただろうか。
その時、門が開く音がした

ミ「ユリアさん来たみたいだよ」

その言葉に私は背筋が伸びてしまった
それを見たミカエラ様がふふっと笑う

ミ「大丈夫だよ。そんなにシャキッとしなくて。

今から来る人たちは硬苦しいの嫌いだと思うから」

貴「そ、そうなんですか？」

ミ「うん。だから、ほらリラックスして」

微笑みながら私にそう言ってくれるミカエラ様
私は深呼吸を2、3回して落ち着かせる

落ち着いたのを見計らったミカエラ様は立ち上がった

ミ「じゃあ、迎えに行こうか」

私も立ち上がり、歩き出したミカエラ様に付いていく

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？「ミカエラさん！！！！」

階段をゆっくりと降りていると扉の方から女性の声が聞こえた

ミ「姫、待っていたよ」

その女性に近付き微笑むミカエラ様
少し胸の辺りがチクリと痛む

姫「ミカエラさん、後ろの方は？」

姫と呼ばれていた彼女が私に視線を送る

ミ「あ、この方は僕が招いたお客さんだよ」

その言葉に自己紹介しようと1歩前に出た

貴「ミカエラ様に招かれましたユリアです

よろしくお願いします」

一応、姫と呼ばれているという事は1国の公女様だろう

私は絵本で見たことのあるお姫様がやっていた挨拶を見様見真似やってみた

姫「私はトロイメアという国の姫です。よろしくお願いします！

硬苦しいのは好きではないので普通で良いですよユリアさん！」

笑顔でそう言ってくれる姫様

貴「ありがとうございます。姫様」

ミ「さて、他の方々も自己紹介したらどうかな？御一行様」

ミカエラ様が姫様の後ろに目線を送る

え、まだ居たの？気づかなかった・・

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失礼します！作者です！！
姫様はゲームで言う主人公ちゃんです！！

この話はドロドロ展開はありません！！
皆ハッピーにしますので！！安心して下さいね！！