LOVE 2～CM (ページ7)

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ようやく

バイトに行かなきゃって

思った時にはユノと別れてから4日が経っていた。

就活でしばらくバイトに入っていない間に

セリちゃんも含む数人がバイトを辞めていて、

もともと入れ替わりの多いバイトで

万年人手不足なのに、

これ以上休むわけにはいかなかった。

カラオケ店のバイト。

ユノと出逢った場所。

思い出もたくさんあるから、バイト中に泣いたら

どうしようと思っていたけど…

ユノが別れを切り出した理由になんとなく

気づき始めていたから。

泣くもんか、と思って働いた。

でも、せっかく泣くもんか、と思って働いたのに、

彼の姿を見たらダメだった。

私、シムくんが好きなんだ。

ユノの言う通りだった。

自分の気持ちに気づくのが遅くて

ごめん。

ユノ、

オッパの車に乗り込む最後の最後まで、

ずっとずっとありがとう。