LOVE 2～CM (ページ39)

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2人目のオッパ 2～CM ページ39

ユナ「シムくん、

ゴールデンウィークに

同期でバーベキューしようって話したでしょ？

前半と後半どっちが都合いい？」

CM 「どっちも無理。

俺、行けないって返事したんだけど。」

ユナ「えー１日も無理なの？」

CM 「無理。」

…ほんと、会社に何しに来てんだ、めんどくさい…

ユナには、入社式以降、何かと誘われたり、

昼休憩までつきまとわれたり、ほんと、

早く男ばっかりの研究所に行きたい…

YH 「チャンミナ、Aは休み後半に一日

予定あるよ？」

………え？

しばらく黙って聞いていたユノヒョンが

いきなり会話に入ってきた。

同期「チャンミナ？

…チョンさん、シムと大学一緒でした？」

YH 「いや、バイト先が一緒だったんだ。」

同期「そうなんですか！

なんて顔面レベルの高いバイト先…」

YH 「ははっ、何それ。ただのカラオケ店だよ。」

いや、だからそんなことより、

CM 「ヒョン！今なんて言いました？

なんでAの予定を知ってるんですか？！」

YH 「えーだって俺、

Aの会社の入ってるビルに担当先多くて。

たまに会うんだよね。ゴールデンウィーク後半、

社内レクリエーションでバーベキューなんだって

言ってたよ？昨日。」

CM 「社内レクリエーション…バーベキュー？」

聞いてない…

ユノヒョンがたまにAに会うとか、

バーベキューとかなにもかも聞いてない…

Aも今休憩時間だよな…

CM 「もしもし？A？

ゴールデンウィークはずっと一緒に過ごそうって

言ってたじゃん。え？バーベキュー…それ、

今ユノヒョンに聞いた。

俺、聞いてなかったんだけど！

あ、ちょっと待って、え、あー休憩終わる？

わかった、今日帰ったら電話するから。

てゆうか、なんでユノヒョンのこと、

ユノオッパって呼んでるの？！

あ…切れた。」

唖然としてる俺の横でユノヒョンが

めっちゃ笑ってる。

YH 「安心して、もう未練はないから。

でも、大事な妹が1人増えたみたいな感じ。

ユノオッパって…やっぱ萌えるなー」

笑い過ぎて涙目になりながら、

俺にだけ聞こえるようにそう言うと、ユノヒョンは

さっさと行ってしまった。

ユナ「……………シムくんって…

なんか思ってた感じと違う…」

おかげで厄介なことからは解放されたけど。

Aに最強のオッパが1人増えた。