LOVE 2～CM (ページ38)

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２人目のオッパ～CM ページ38

春。

入社して3ヶ月間は

新入社員全員、本社での研修がある。

研修講師としてユノヒョンが現れた時は、

びっくり……してない。

そういうの、めちゃくちゃ似合う人だから。

若手社員の代表として講義をしたユノヒョンは

案の定、新入社員の女の子の注目の的となった。

ゴールデンウィークが近づき、なんとなく

みんなが浮かれている４月の終わり。

昼休憩で入った社員食堂で、珍しく1人で座っている

ユノヒョンを見つけた。

同期の中にちょっと厄介なのがいて、お昼休憩くら

いは逃げたかった俺は、さっと注文し、

ユノヒョンの前に座った。

CM 「お疲れさまです。前、いいですか？」

YH 「チャンミナ！お疲れ！研修どう？」

CM 「まだまだ全然…

ビジネスマナー研修くらいなんで…

ユノヒョンの話が一番面白かったです。

同期の間でも評判でしたよ。

特に女性の同期から…相変わらず、モテますね。」

困らせてやろうと思ったわけじゃないけど、

入社してからというもの、嫌というほど感じる

ユノヒョンとの差に少し焦っていたかもしれない。

ちょっとしたイタズラ心から、

そう言ってニヤッとした。

YH 「可愛いこと言ってくれるじゃん。

でも、

相変わらずモテるのはチャンミナの方じゃん。

ほら、来た。」

？「チョンさん、お疲れ様です。

先日は、研修ありがとうございました。

シムくん、さっさと行っちゃうから探しちゃった。

隣いい？」

同期の中でも多分、綺麗で要領も良さげなユナ。

そう、ユナさんと同じ名前の…

誰もいいって言ってないのに、ユナとその他数人の

同期が俺とユノヒョンの周りを囲むように座って

しまった。