LOVE 2～CM (ページ37)

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アルバイト最後の日 2 ページ37

「いらっしゃいませ。

今日もお一人様、

1時間でよろしいですか？」

男の子「あ、いえ、あの…

今日最後だって聞いたから…

…お姉さんは俺の癒しでした！

お疲れ様でした！」

そう言って手に持っていた花束を差し出した彼。

「なんで最後だって…」

すっごいびっくりしたけど花束なんて初めてで、

素直に嬉しかった。

でもお客様から貰ってもいいのかな…って

躊躇している間に、

CM 「店員の個人情報を流したのは誰でしょうか？

これはこちらでお預かりしますね？

A、もう交代の時間だよ。」

長い腕がスッと花束を奪っていった…

男の子「え、あ………」

唖然としている男の子には悪いけど、ここで私が

君に声をかけたりしたら…きっと君が危ない。

心の中でありがとう、と言い、

頭だけ下げてバックヤードへと入った。

でもお客様にあんな大人気ない態度取るなんて…

一言言ってやらないと…

バックヤードでポンって花束をテーブルに置いた

○○○○に思わず、

「私、花束もらったの初めてなのに！

お風呂に花びら浮かべたりするの、

やってみたかったのに！」

そう言ってしまった。

「あっ、あっ、やだ、○○○○…

もうやだ…」

その日、

お風呂どころかベットまで花びらが散らされ、

私はむせかえるよう花の香りの中で

何度も抱かれた。

アルバイト最後の日、花束を用意していたのに

他の男に先を越された○○○○は、

しばらくキュヒョンやテミンくん、ミノくんにまで

同情…ううん、からかわれていた。