LOVE 2～CM (ページ24)

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LOVEな日々 9 ページ24

大学が始まり、

季節は秋本番。

私は、ものすごく久しぶりに

ユナさんの名前を貼り出されたばかりのシフト表に

見つけた。

もう一つのバイト先で契約社員になったらしく、

最近ほとんど入ってなかったのに…

○○○○が、少しの間とはいえ好きだった人。

ユナさんと○○○○のシフトが被ってないか、

もう一度表を確認してしまい、

ユノと付き合っていた時も同じことした気がする…

と思わず苦笑した。

私…ユナさんと前世でなんかあったのかな？

ちょっと本気でそんなこと考えたけど…

あれ？

○○○○、今回夜シフト一回も入ってない…

それだけでちょっと気持ちが浮上した単純な私が

着替えて更衣室から出ると、同じ朝シフトだった

○○○○がバックヤードで待っていた。

CM「今月から復帰するって聞いてたから。

もう夜シフトには入らないよ。

帰ろ。」

前を歩く○○○○に、ありがとうって言った。

泣きそうになって慌てて下を向いたから

ちゃんと届いたかどうかわからないけど。

それなのに、

なんでこんな場面に遭遇するんだろう。

いや、違うな。

ユナさん、私がここにいるのわかってて

話してる…

夜シフトに出勤してきたであろうユナさんが

厨房にいるはずの○○○○に一方的に話す声を、

私は更衣室で聞いていた。

○○○○は、ドア一枚隔てた更衣室の中に、

私がいることを知らない。

ついさっき、忘れ物を取りに来ただけだから。

ユナ「○○○○、

ユノから彼女奪ったんだってね。

私それ聞いて全部わかっちゃったー。

ユノの身代わりになったのね。

…見事に騙された私のこと笑ってた？

そんなにあの子が好き？本当ムカつく…

でもまぁ○○○○みたいないい男に抱かれた

とか、私もいい思いさせてもらったしー、

もう水に流してあげる。」