LOVE 2～CM (ページ17)

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LOVEな日々 2 ページ17

「ねぇ、ソヨン。

みんな、なんなの？

目が合ったら変な微笑みくれたり、うなづいたり、

さっきなんか社員さんがわざわざおめでとうって

肩たたいていったんだけど…」

フロント業務の合間、

みんなの祝福に恥ずかしい…というよりなんだか

いたたまれなくなって、ホール担当のソヨンを

つかまえて、問いただす。

ソヨン「…まぁ、みんな良かったと思ってるのは

確かなんだからいいじゃん！」

「そうなんだけど…話広がるの早すぎない？」

ソヨン「そうかもね苦笑

……昨日Aちゃんから聞いた時は

急展開過ぎてびっくりはしたけど。

でも私、本当におめでとうって思ってるよ。」

ソヨンが急に真面目な声でそう言ってくれたから

些細な疑問は置いといて、ありがとうと答えた。

バイト終わり、

テミンくんの家に行くソヨンと別れて駅に向かうと

私がいつも利用する路線の改札前にシムくんが

立っていた。

私がシムくんに気づくのと同時くらいに

私に気づいたはずのシムくんに、

なぜかしばらくじっと見つめられた。

え、なに？？

見つめられると恥ずかしくなって、

急いでシムくんに近づく。

「シムくん、あの、もしかしてバイト終わるの

待っててくれた？

今日バイト休みなのに、ありがとう。」

CM 「あぁ、ごめん。

夢じゃないよな、とかベタなこと考えてた…

いや気にしないで。

お疲れさま。

ほんとはいつも、夕方シフトが終わったあとの

帰り道、心配だったんだ。

俺、もう彼氏だから、いいよな？

これからはなるべく送らせて。」

そう言って、少し照れたように下を向いて笑った。