LOVE 2～CM (ページ31)

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LOVEな日々 16～CM ページ31

ちょっと頭冷やそう。

ユナさんの

興味を引くための架空の彼女の存在。

あの時、夜シフトのバイトの間では俺に彼女ができ

たって周知の事実だった。おそらくテミナ辺りから

Aに知られたんだろう。

それは混乱するよな、

ユナさんの話ではAのためにユノヒョンの

身代わりになったんだ、そんなにあの子が好き？

って感じだったのに

その後、割とすぐに彼女がいたとか。

…俺でも意味わかんねぇ。

俺はただ、出逢ってからずっと

Aが好きなだけなんだけど。

ただ、

笑ってて欲しかっただけなんだけど。

気づいたら3缶も飲んでいた。

帰ろう。

携帯充電しよう。

Aに連絡して、ちゃんと話そう。

マンションに入り、3階の角部屋、

「○○○○、遅い。」

大好きで大好きな俺の彼女が、

今季初めて見た彼女のお気に入りのストールを

ぐるぐる巻きにして、座り込んでいた。

あー可愛い。

…………怒ってるけど、可愛い。