LOVE～CM (ページ47)

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MH 「Aヌナ！」

大晦日、

数日前からユノが帰省していたので、今年もまた

朝からバイトに入っていた私…と、同じシフトには

ミノくん。

MH 「明日、初詣行きませんか？」

「行かない。」

MH 「…元旦はAヌナのために、

バイト入れなかったのに…2人きりじゃなかったら

いいですか？」

CM 「じゃあ俺と変わって。」

振り返ると、背後から今出勤してきたらしい、

シムくんの声。

助かった。

「あれ？シムくん今日入ってた？」

CM 「あーテミナと代わった。

なんか、体調悪いらしくて。

だから俺、今日夕方シフト入って、明日朝からまた

バイト。ミノ、代わって。」

「テミンくん、インフルエンザ？」

CM 「あーどうなんだろう。実家暮らしだから

諸々大丈夫だと思うけど。」

「諸々って…笑

じゃあソヨンは年越しデートはなくなったよね、

お茶にでも誘おうかな。」

CM 「…毎年寂しいな。」

「そんなことないよ！去年も今年も彼女いないの

シムくんの方だ、…よ？」

CM 「……Aちゃん…酷なこと言うね…」

MH 「あーの！なんか…入れないんですけど。

なんですか、その、なんてゆうか、お2人の間に

入れません。」

…ミノくん忘れてた。

CM 「入られてたまるか。

まぁ、ミノなんかユノヒョンに比べたら全然

相手にならねぇけど？」

MH 「え？……………えぇーーー！！」

バックヤードとはいえ、大きな声を出したミノくん

は社員さんに怒られて事務室へ消えた。

「シムくんあんなこと言って！」

CM 「最近ミノに言い寄られてばっかで、

忘れてたんじゃない？俺、諦めたなんて言ってない

よ、忘れないで。」

そう言ってニヤッとしたシムくんは、

ミノが怒られてる間に帰りなよ、良いお年を、

そう言ってフロアへ出て行った。

…忘れてないよ。