LOVE～CM (ページ42)

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数時間後には

朝を迎えた。

浅い眠りを繰り返し、目が覚めたのは7時。

…チェックアウト11時くらいだっけ？

ユノの服、乾いたかな？

ドライヤーしてこようかな…

ユノの腕はまだ私のことを緩く抱き締めていた

けれど、そこから出ようとして身体を動かした。

…はずだったけど、気がついたら両腕を顔の横で

拘束された状態でベッドに縫い付けられ、

ユノに上から見下ろされていた。

YH 「俺、またAを…。

いつかまた傷付ける？どうしたら…」

こんなに好きなのに…

そう言うと、ユノの苦しそうな顔が私の首筋に

落ちてきた。

「っっ…あっ…ゆ、の！

あの、昨日何があったのっ…んんっ…」

首筋に何度もキスを落とされ、今度は私の話を遮る

ように唇を塞がれた。

全身をいつもより執拗に責め立てられ、ユノは

私だけを何度も高みに追いやった。

YH 「昨日は研修だったから、19時には終わって。

入社時の研修以来久し振りに同期が集まったから

飲みに行こうって言われたんだ。

Aのバイトが終わるまでに抜ければいいと

思って参加した。

でも明日から夏休みだからか、みんな飲むペースが

早くて潰れるやつ多くて。

俺も酔ってたけどマシな方だったし、介抱してた。

駅前まで連れてってタクシーに乗せて、また店に

引き返して、フラフラしてるやつには肩貸して…

ごめん、時間を確認するの忘れてた。

最低だよな…。」

結局チェックアウト時間ギリギリにホテルを出て、

近くのカフェに入った。

ユノのスーツは生乾きだったから家に帰ろうって

言ったけど、ほんとは起きてすぐ話そうと思ってた

のに俺…我慢できなった…と言われてしまい、

大人しくカフェに入った。

介抱していた、か。

ユノらしくて….最低じゃないよ、と首を振った。