LOVE～CM (ページ41)

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何を話したら

いいのか。

ぎこちない雰囲気のまま、

ホテルに入る頃には、ユノはすっかり酔いが醒めた

ようで、サッと濡れた服を脱ぎ、ハンガーにかけて

いく。

シムくんが渡してくれたコンビニの袋には、なんと

下着と靴下まで入っていて…

ユノに渡すと無言で受け取り、小さな声でシャワー

浴びてくる、とつぶやき、やたら大きなバスルーム

に入っていった。

それを見届けると、ふっと力が抜けた。

ユノといて緊張したのは、初めて。

一応さっきコンビニでスキンケア一式と下着を

買ったけど、ユノの家でシャワーしたしなぁーと

思っていた。

でも、バスルームから腰にタオルを巻いただけで

出てきたユノに、

YH 「勝手なこと言ってるってわかってるけど…

チャンミナの匂い、消してきて。」

そう言われてバスルームへ飛び込んだ。

キングサイズのベッドに2人で横になる。

ユノは私を抱き寄せ、ごめん、明日話すから…

今日はこうやって寝てもいい？

そう言うと、1ミリも離したくない、とばかりに

強く抱きしめられた。

数分後には、寝息が聞こえてきたのに、

腕の力は弱まらなかった。

シムくんがユノを殴ったのには、

私…が関係してるんだろうな。

多分、そうだよね。

じゃあ、女の人がらみ、かなぁ？

聞くの嫌だなぁ……

そう思いながら、私も目を閉じた。