LOVE～CM (ページ40)

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YH 「チャンミナっ！」

ユノの声に

ビクッとしたけど、シムくんは離してくれない。

私を抱きしめたまま、今度はユノに向かって

話し始めた。

CM 「ユノヒョンは、

いつかAちゃんを傷付ける。

確かにヒョンは人から向けられる好意に敏感で、

気をつけていれば大丈夫だと思っているでしょう？

でも…

基本的に優しいヒョンは、いざとなっても、

悪人にはなれない。

他人の好意を振り払えない。

ひどいこともできないし、しようとも思わない。

ユノヒョンほどの良い男が、

それじゃあダメなんですよ。

ヒョンの周りに群がる女の人から、

Aちゃんを守りきれない。

またAちゃんは傷付く。」

そういうと、ようやく私を解放した。

CM 「驚かせてごめん。

今伝えたことは本当だけど、彼氏を殴るような男、

嫌、だよな。

暴力は苦手だし嫌いなはずなんだけど苦笑

ムカついて気がついたら殴ってた…」

ほんと、ごめん。って私に頭を下げると、

キュヒョンくんの車の方へと走っていった。

シムくんが、私を好きだと言ったことも

もちろん衝撃だったけど、

それよりも、ユノがまたいつか私を傷付ける、

と断言されたことが、頭から離れなかった。