LOVE～CM (ページ25)

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「キュヒョン！

今日入ってたっけ？

久しぶりだねぇ。」

KH 「おぅ。シフト表見ろよ、正月はずっとこっち

に入ってる。時給高いから！ってそうじゃなくて。

今日○○○○と話した？」

「なんで？さっきバックヤードで会った時に話した

よ。おめでとうって…」

KH 「ふぅん。そっか。

…じゃあなんであいつ、へこんでんだ？」

「へこんでる？」

KH 「いや、なんでもない。

いいか、A。

○○○○はさ、ずっとお前の味方だから。

何かあったら頼れよ。」

「なっ…なに急に…」

ここにも味方とか真剣な顔して言ってる子がいる…

よかった、私だけじゃなくて笑

全然意味はわかんないけど。

意味はわかんないけど、嬉しかった。

そういえば、シムくんとユナさんは付き合っている

事を隠しているのか、バイト先で話題になることは

なかったので、私はソヨンにもユノにも言わなかっ

た。

でも夜シフトとの交代の際に、

ユノの横にユナさんが立つことはなくなり、

心底ホッとした。

年が明けてしばらくすると、

シムくんはキュヒョンと同じようにバイトを掛け持

ちするようになったらしい。

相変わらず金曜日の朝シフトだけは顔を合わせたけ

れど、それ以外はほとんど顔を合わすことなく、

季節は春を迎えようとしていた。

ユノは大学を卒業し、地元には帰らず、

大手の製薬会社に就職した。

私は3年になり、金曜日にゼミが入ったことで、

金曜日の朝シフトにも入れなくなった。

大学3年…就活が始まる。

誰ともなく、その前に久し振りに遊ぼう、騒ごうと

言い出し、バイト仲間の3年生だけでバーベキューを

することになった。