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『へへ、ここのお祭り来るの久しぶりやねっ』
流「あー……そういやここやったな」
『うんっ、流星くんが6年生やったから、もう6年も前やあ！』
んふふ、って上機嫌な私に釣られてか、いつの間にか流星くんの眉間のシワは無くなっちゃってて
もちろんそっちのがいいんだけど、私にはあんな顔しないからなぁ。たまにはもうちょっと見たかったかも。
小「二人しかわからん話すんなやー！」
ポケットに手突っ込んだまま、まだ明るいのに人でごった返す道を歩いてく流星くんに
小瀧は「ちょっと流星さーーん、そんな怒んなよ、悲しいやろ！」って。
彼女かお前は！そんなの私が許さないんだから！！
『あのね、藤井家とうちとでここの花火大会来た時、流星くんがで店でブレスレット取ってくれてねっ』
嬉しそうに昔話をする私に「へー、ええなあ」って、大ちゃんがかわいい笑顔で相槌をうってくれる。
流「ほとんどただの残念賞やけどな」
『それでも嬉しかったのー！でも私、それ途中で落としちゃってね、そした…「あ、チョコバナナアイス」
もー、話してる途中なのに！なんて思ったのは一瞬だけで
ええっ、どこどこ！って流星くんの服の裾を掴んだら
「あそこ」
背の低い私には見えないけど、遠くを目で指す流星くんは
裾を掴んだ私の手を、なんでもないように握って、「いく？」って。
『い、いかない！』
なにこの手、なにこの優しい笑顔。
…………しってる、ただの子供扱いだ、って。
だからって、「いかない！」なんて言っちゃう私は、ほんとにただのガキなんだろうけど…
予想外な私の返事に驚いたような顔をする流星くんをみて
無意識に、大ちゃんのことをチラッと見ると
西「あ〜……まじか」
と、こっちもこっちで唖然としてて。
『わっ、』
流「じゃ、席取りよろしく」
小「えーーー、たこ焼き買ってきてや！？」
流「ん。」
ちょっと強引に私の手を引っ張って、人混みの中をすり抜けて行く。
『えっ、流星くん、のんちゃんと大ちゃんは、？』
流「……………俺と来たかったんやろ？」
チョコバナナアイスやって、食べたいくせに。
拗ねたみたいな口調は、流星くんをちょっとだけ幼くするみたいで嬉しかった。
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るな(プロフ) - あやかさん» コメントありがとうございます(;_;)うわああ、すごく嬉しいです！私もツイン大好きなので、そう言っていただけて嬉しいです！ありがとうございます！ (2017年7月14日 23時) (
レス) id: a3c708c0d4 (このIDを非表示/違反報告)
るな(プロフ) - こたちぇるちぇさん» ありがとうございます！頑張ります！ (2017年7月14日 23時) (レス) id: a3c708c0d4 (このIDを非表示/違反報告)
あやか(プロフ) - 初めてコメントさせていだだきます！昨日この作品に出会いました。とても面白くて1日で読んでしまいました(笑) ツインがとっても好きなので2人のお話が読めて嬉しいです、これからも応援しています、更新頑張ってください！ (2017年7月11日 1時) (レス) id: 63b004c391 (このIDを非表示/違反報告)
こたちぇるちぇ - 面白いです！更新頑張って下さい！ (2017年7月6日 19時) (レス) id: cc133a0626 (このIDを非表示/違反報告)
るな(プロフ) - shoさん» shoさんいつもありがとうございます;;正直shoさんからのコメント待ってました！（笑）いつも支えられてます！これからも頑張って更新して行くのでちょくちょくコメントください(;o;) (2017年7月2日 17時) (レス) id: a3c708c0d4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：るな
| 作成日時：2017年6月24日 23時
