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流「…………やめとけ」
二人になってから3駅。
無言だったけど、そこは幼馴染。無言の気まずさなんて大したことない。
………それよか、今、二人っきりの夕方の住宅街で
不意に呟いたこの言葉の方が、よっぽど気まずい。
流「Aに彼氏とか早すぎる」
しかもあんなよおわからん奴、って。
……………なによそれ
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『…子供扱いもいいとこだよ、たった2歳しか変わんないのに』
違う、本当はちょっと嬉しかった。
やきもちでも焼くような拗ねた態度も
いつも私が感じてた、流星くんの " 隣 " を侵されるような悲しい気持ちを感じてるんじゃないか、って。
だけどそれも違うの？
妹みたいな " 幼馴染 " には、そんなこと思わないの？
流「学生の2歳って、でかいやん」
って、そんなこと痛いくらい知ってる。
それでも、私はずっと、2歳年上の流星くんを見てきた。
幼馴染だから好きなわけじゃない、年上だから好きなわけじゃない、なのに、
『2歳年上とは付き合えるのに、2歳下は恋もしちゃいけないの？』
流星くんの最初の彼女は、流星くんの二つ歳上の綺麗な人だった。
だからその人は、私の4つも歳上で。
その人の横に並ぶ流星くんは、いつもよりもうんと大人に見えたのを覚えてるもん。
『流星くんは……ずるいよ、』
夕焼けに背を向けて私の斜め前に立つから
逆光で流星くんの表情は良く見えない。
流「…ずるいで、こんなこと言えんの、幼馴染やからやし」
でも、そう言って私の目に溜まった涙を拭う手は、嫌になる程優しくて
流「今までみたいに、俺のことすきすき言うてるだけじゃあかんの？」
頬に手を添えて、目線を合わせるみたいにしゃがむ流星くんは
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流「俺は絶対、Aの隣からいなくなったりせえへんやん。
…………幼馴染、なんやから」
嫌になる程苦しそうに言うから、何も言い返せなかった。
ただひとつわかったのは、流星くんに " 幼馴染 "って言われるたび、胸がズキって痛くなることだけ。
………まるでそれは、流星くんの隣にいるには、 " 幼馴染 " でいるしかないって、言われてるみたいで。
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るな(プロフ) - あやかさん» コメントありがとうございます(;_;)うわああ、すごく嬉しいです！私もツイン大好きなので、そう言っていただけて嬉しいです！ありがとうございます！ (2017年7月14日 23時) (
レス) id: a3c708c0d4 (このIDを非表示/違反報告)
るな(プロフ) - こたちぇるちぇさん» ありがとうございます！頑張ります！ (2017年7月14日 23時) (レス) id: a3c708c0d4 (このIDを非表示/違反報告)
あやか(プロフ) - 初めてコメントさせていだだきます！昨日この作品に出会いました。とても面白くて1日で読んでしまいました(笑) ツインがとっても好きなので2人のお話が読めて嬉しいです、これからも応援しています、更新頑張ってください！ (2017年7月11日 1時) (レス) id: 63b004c391 (このIDを非表示/違反報告)
こたちぇるちぇ - 面白いです！更新頑張って下さい！ (2017年7月6日 19時) (レス) id: cc133a0626 (このIDを非表示/違反報告)
るな(プロフ) - shoさん» shoさんいつもありがとうございます;;正直shoさんからのコメント待ってました！（笑）いつも支えられてます！これからも頑張って更新して行くのでちょくちょくコメントください(;o;) (2017年7月2日 17時) (レス) id: a3c708c0d4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：るな
| 作成日時：2017年6月24日 23時
