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西「じゃーん、アイス無料券」
バイトのふーちゃんを見送って
約束もしてないのに、流星くんを待つみたいにゆっくり荷物を片付けてたら
目の前にドーンて出された、まさかのトリプル無料券！やばい！
『わ！やったあ、ありが』「ストーップ、あげるなんてゆうてないで？」
掴もうとした寸前で、すっと抜かれたそれは
「行きません？」って、西畑くんの顔の横でひらひら。
うう…、私がアイス好きなんて情報どこで手に入れたんだ……！
トリプルアイス無料券………！
………ていうか、このまま待ってたところで………
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「帰ろ」
その券に手をのばしかけて宙に浮いた私の手を掴んだのは、他でもない流星くんで。
『かのじょさん、いいの？』
こんなことを聞いたのは初めてだった。
だから流星くんも、こんなこと聞かれたの初めてで
少し驚いたような顔をした後、ぐっと眉毛を寄せて
「今日はAの日やん」
って、約束もしてないのに今日あけてくれてる流星くんすきーって
さっきまでの無駄な葛藤なんかどこかに行ったみたいに
だいすき！がこみ上げてくる。
そんな私に気づいてか、無意識にか
………まぁ多分、前者だろうけど
西「あ、せや、先輩方もアイス食べにいきません？僕無理券もってるんで」
って、随分にこやかに笑うから
どこから来るのかもわからないような変な焦り。
『えっ、ちょっと、何言ってんの！？』
西「ええやん、流星くんと僕比べる絶好の機会やで？」
片手首を握られたまま、できる限りのこそこそ話で西畑くんに訴えてみたけど
やっぱり西畑くんの言葉には、やけに納得がいってしまう。
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流「いらん、帰る」
それを感じ取った流星くんが
私をぐっと引き寄せて教室出るから
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流星くんの後ろで笑ってた小瀧も西畑も
「……へえ、なんや、案外露骨やん」
って声を合わせてたことなんて、気づきもしなかった。
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るな(プロフ) - あやかさん» コメントありがとうございます(;_;)うわああ、すごく嬉しいです！私もツイン大好きなので、そう言っていただけて嬉しいです！ありがとうございます！ (2017年7月14日 23時) (
レス) id: a3c708c0d4 (このIDを非表示/違反報告)
るな(プロフ) - こたちぇるちぇさん» ありがとうございます！頑張ります！ (2017年7月14日 23時) (レス) id: a3c708c0d4 (このIDを非表示/違反報告)
あやか(プロフ) - 初めてコメントさせていだだきます！昨日この作品に出会いました。とても面白くて1日で読んでしまいました(笑) ツインがとっても好きなので2人のお話が読めて嬉しいです、これからも応援しています、更新頑張ってください！ (2017年7月11日 1時) (レス) id: 63b004c391 (このIDを非表示/違反報告)
こたちぇるちぇ - 面白いです！更新頑張って下さい！ (2017年7月6日 19時) (レス) id: cc133a0626 (このIDを非表示/違反報告)
るな(プロフ) - shoさん» shoさんいつもありがとうございます;;正直shoさんからのコメント待ってました！（笑）いつも支えられてます！これからも頑張って更新して行くのでちょくちょくコメントください(;o;) (2017年7月2日 17時) (レス) id: a3c708c0d4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：るな
| 作成日時：2017年6月24日 23時
