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安室side
『蘭ちゃん、園ちゃん、久しぶり』
ポアロの入り口でふわりと笑った女性は、長い黒髪を一本の三つ編みでまとめており、かなり端正な顔立ちをしていた。
きれいだな、と素直にそう感じた。
そう思ったのは僕だけじゃないらしく、コナン君も、園子さん達まで少し顔を赤くしていた。
蘭「Aさん!お久しぶりです!」
園子「A姉!相変わらずすごいきれいね!うらやましい…」
『私はきれいなんかじゃないよ。蘭ちゃんと園ちゃんの方がずっとかわいいよ。しばらく見ないうちにまた大きく、きれいになってる』
蘭さんと園子さんの頭を撫でる彼女に、また蘭さん達は顔を赤らめた。
感動の再会に水をさすようで悪いが、“安室透”の笑顔を貼り付けて、メニューを持って園子さん達に近付く。
安室「はじめまして!ここの店員の安室透といいます!園子さん達のお知り合いですか?」
彼女は、俺を見た一瞬、嫌そうな顔をした。
感動の再会の邪魔をされて…とかそういう感じではなく、うわ、とかうげ、とかが近い感じだ。
え?僕なんかした?
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たぬたぬ(プロフ) - さちさん» ありがとうございます!こちらは息抜き更新ですので、かなり更新がまちまちになりますが、気長に待っていてください。 (2019年2月11日 17時) (レス) id: 8546fe5974 (このIDを非表示/違反報告)
さち - 続きが早くも気になります。よろしくお願いします。 (2019年1月27日 22時) (レス) id: ae1bab64f5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:たぬたぬ | 作成日時:2019年1月27日 21時