第五十一話 ページ5
渚side
カエデ「どうしよう!このままじゃAちゃんが犯人にされちゃうよ殺せんせー!」
茅野が焦った声を上げる。
修学旅行の行きの新幹線。
和やかな列車の旅、僕らの浮ついた空気は、おそろしい事件で壊れた。
殺人事件に居合わせたのは二回目。
あの時ファミレスにいたメンバーは比較的落ち着いているが、恐怖で震えている人もいた。
今は、隣に座っていた夜矢さんが疑われて、刑事さんが庇ったが、今は知り合いらしいその人が糾弾されている。
殺せんせー「大丈夫でしょう」
カエデ「で、でもこのままじゃ…!」
殺せんせー「夜矢さんを見てみなさい。…どうやら気が付いたようですねぇ」
殺せんせーの言葉に、夜矢さんに目を向けるとちょうど顔を上げたところだった。
その目には、強い光がともっていて、刑事さん達に声をかける。
その堂々とした様子は、あのファミレスで推理を語った時と一緒だった。
渚「…茅野、きっと大丈夫だよ。ていうか殺せんせー、犯人わかってるの?」
殺せんせー「まあ、見当はついています。それは、夜矢さんも同じでしょう」
ニヤニヤ笑う殺せんせーは、夜矢さんをじっと見ている。
殺せんせー「皆さんも一緒に見学しましょう。〈日本警察の女神〉…伊達に彼女もそう呼ばれているわけではありません」
クラスメートの視線が、夜矢さんに集まっていく。
殺せんせー「さあ、名探偵の謎解きの時間です」
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たぬたぬです!
続編いきました!
週末、更新できなくてすいませんでした…。
お知らせです!
あと一週間程すると、作者はテストにより更新スピードが落ちます。
それまで、出来る限り更新していったり書き溜めたりします。
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申し訳ありません。
以上、作者のたぬたぬでした。
2018/10/03
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紅月言葉(プロフ) - ナゾトキ姫は名探偵、僕も読んでます!! (2020年11月1日 3時) (レス) id: 2caf54bf90 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:たぬたぬ | 作成日時:2018年10月1日 9時