第六十八話 ページ22
Aside
カエデ「じゃあ、そのシルバーブレットって人が世界一のスナイパーなの?」
イリーナ「さあね…。もう一人、そのシルバーブレットと並ぶって言われている殺し屋がいるわ」
片岡「どんな人なの?世界一の殺し屋とか?」
イリーナ「最も優れた殺し屋は、死神と呼ばれているの。伝説みたいに、容姿も性格も性別も、なにもかも不明。死神を除いて、最も優れている女の殺し屋と言われているのが、彼女…NightCatよ」
うん、私だね。
カエデ「どんな人なの?」
イリーナ「詳しいことは誰も知らないわ。最近聞いた噂だと、900ヤードからの狙撃を成功させたらしいわね。変装の名人で、たくさんの声と顔があるの。すごく軽い身のこなしで、Cat…ネコのようだってね。その身のこなしと、夜にしか現れないことから、ついたあだ名がNightCat」
不破「なんで夜にしか現れないの?」
イリーナ「さあね」
学校か探偵の仕事があるからだよ。
速水「そんな凄腕なら、どうして今回の修学旅行の狙撃、その人じゃなかったの?連絡つかなかったとか?」
イリーナ「カラスマいわく、連絡はついたんだけど、他の用事が重なってるからって断られたらしいわ。本物か怪しいけどね」
本物だよ。一緒に修学旅行に行くっていう用事があったんだよ。
これ以上、
『へー、そんなすごい人がいるんだ。じゃあ、イリーナ先生はどんな手で男を落として殺したの?』
矢田「ビッチ先生が落としてきた男の話聞かせてよ」
倉橋「あ、興味ある〜」
イリーナ「フフ、いいわよ。子供にはシゲキが強いから覚悟なさい。例えばあれは17の時…」
うまく話を反らせた。
…いつのまにか殺せんせーいた。ホント、いつからいたんだよ。
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紅月言葉(プロフ) - ナゾトキ姫は名探偵、僕も読んでます!! (2020年11月1日 3時) (レス) id: 2caf54bf90 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:たぬたぬ | 作成日時:2018年10月1日 9時