今夜、素敵なおとぎ話を貴女に【おそ松さん】短編集

＊＊ ページ27

‐優佳side‐


…あの時の子、相当なやり手だった
気、抜いたら殺られそうだった

しかも私と同時に標的を殺すなんて…

ラゼル「優佳、次の依頼だ。」


優佳「橋本ファミリー？」
ラゼル「麻 薬密輸をしてるらしい」
優佳「ちなみに依頼主は…？」
ラゼル「？ボート氏だが？」

デスヨネー
そうだと思ったよ。だってボート氏は警察官ですもんね！

麻 薬密輸してる奴を殺せ？私達マフィアは警察の奴 隷じゃないんだから


＊

私が現場に着いた時にはもう半分くらい片付いていた

無惨に真っ二つの死 体や、頭蓋骨を粉々にされたものもある

ある一つの死 体を見て気づく

優佳「…この切り口………」

頭の中にあの時の子が思い浮かぶ

もしかしたら会えるかもと少し期待に胸を膨らませながら、まだ行っていない裏庭へ向かった







案の定、その子は居た


橋本ファミリーは幹部一人を残して全員お陀仏だ

優佳「ちょっと意地悪だけど、仕返し」


幹部「た、たすけt((ﾊﾟｧﾝｯ!!!」

マフィアが命乞いなんて情けない


優佳「なっさけないね〜命乞いなんて。そこはボスが死んだなら俺も死ぬ！とか言わないと」
？「ﾁｯ…またアンタかよ」
優佳「よく会うね。キミ」

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