＊MilkyWayに憧れて2＊SH＊ (ページ19)

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残り少ない昼休み

紫耀くんと教室に帰って

何かの荷物を持って

連れてこられた１年生の教室が集まる階

なぜだか廉くんも一緒についてきた

１組から順番に回る

教室の中は紫耀くんと廉くんが来た事で

凄い騒ぎになった

廉｢これなんなん？｣

｢さあ･･･廉くん何か知ってるから

着いてきたんじゃないの？｣

廉｢知らん、なんかおもろそうやったから｣

｢あ、そう･･･｣

私は全然面白くなくて

２組、３組と回ると

廊下に何事かと

集まるギャラリーも増えてきた

４組に入ると1人の女の子が

あ、って紫耀くんに近づいてきた

紫耀｢あ、いた｣

入り口のドアの前で

紫耀くんはその子に紙袋の中の物を渡した

紫耀｢これ、やったかな？｣

女の子｢はい･･･｣

紫耀｢ごめんな、こんな大勢の前で･･

でもやっぱり受け取られへん｣

女の子｢･･･はい｣

女の子が紫耀くんと離れた所にいる

私と廉くんを見て頭を下げた

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