＊MilkyWayに憧れて2＊SH＊ (ページ5)

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☆:.。.43.。.:☆ ページ5

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だけど

そんな大切な紫耀くんの気持ち

勝手に聞いて良かったのかな･･

けど

私はその気持ちを知れて

凄く嬉しくて

廉くんにありがとうと言おうとした時

廉｢せやから、やれて良かったな！｣

デリカシーのない言葉に

肩をバン！と叩いた

廉｢いったー！｣

｢ふん！｣

紫耀｢どーしたん｣

｢なんでもない｣

廉｢紫耀こんな暴力女やめとけ！

今すぐ別れろ！

顔も普通やし！｣

もっかい叩いてやろうかと

ギロっと睨むと

フワっと頭を撫でられた

紫耀｢俺こんな可愛い子

出会ったことない｣

廉くんと2人同時に立ってる紫耀くんを見上げる

｢･････｣

廉｢･････｣

それは

嘘･･･だよね

廉くんには怒ったけど

自分で言うのもなんだけど

私は人並みの

普通のどこにでもいそうな女の子だよ？

優しい目を向けて

フワフワと頭を撫で続ける

廉｢紫耀がおかしなっとる｣

その言葉に足を蹴りあげた

廉｢ほらまた暴力！｣

紫耀｢Aちゃんは優しいし｣

廉｢ちょっと！お前見てた？

今こいつ俺のこと蹴ったやん！｣

紫耀｢それは廉が悪いからでしょ｣

どこまでも味方な紫耀くんに

今すぐ抱きつきたい

どーして紫耀くんは

普通な私なんかを

そんなに好きでいてくれるんだろう･･

･