＊MilkyWayに憧れて＊SH＊ (ページ31)

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☆:.。.30.。.:☆ ページ31

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夏休みが終わって

学校が始まって

色々な行事が終わって10月

今までのように

呼び出されたり

怪我させられたりする事はなくなった

講堂での事と

学校ではいつも紫耀くんが側にいてくれたから

けど、

女の子に呼び出されたりする紫耀くんを見ると

見慣れた光景でも胸が痛い

4階の校舎の窓枠に両腕を乗せて

その上に顔を乗せて

告白されてる現場を見てると

隣に来た廉くんが同じようにして下を見た

廉｢趣味悪っ！｣

｢･･･｣

廉｢絶対断る彼氏見て優越感か｣

｢そんなんじゃないよ･･｣

廉｢まあ、彼女おるってわかってて告るんやからよっぽど自信あるか、Aが軽く見られてるかやな笑｣

｢······｣

廉｢どないしてん
なんか元気ないやん｣

｢だって･･あの人可愛いしキレイだし･･

もしかしたら･･

今度こそ･･･

私振られるかもしんないじゃん･･｣

パッと起き上がった廉くんに肩を叩かれる

廉｢なんやお前！全然自信ないやん｣

結構な力で叩かれた肩をさする

｢自信なんかないよ･･｣

廉｢もっと自信持てよー｣

さっきは優越感かなんて言ってた廉くんが

自信を持てと矛盾した事を言う

廉｢まあ自信持てるような顔じゃないけど

紫耀が好き言うとんのやろ｣

一言余計な言葉でギロっと睨む

廉｢紫耀が触るのなんてお前だけやろ？｣

｢･････｣

廉｢え、違うん？えっ？！｣

騒ぎだした廉くんを無視した

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