＊MilkyWayに憧れて＊SH＊ (ページ11)

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☆:.。.10.。.:☆ ページ11

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チョコを袋に入れながら平野くんが口を開く

紫耀｢山下さんはチョコくれへんの？｣

え、こんなに貰ってまだチョコがほしいの？

そんなに甘いもの好きなんだ

｢あ！確か･･｣

鞄をゴソゴソすると出てきた

まだ封を開けてないキャラメルのチョコボール

｢はい！あげる！｣

紫耀｢そーゆう事じゃないねんけどなー･･･｣

ボソボソと呟いて

苦笑いのような顔を浮かべて

チョコボールを受け取り

じゃあまた、明日と帰ってしまった

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それから何事もなく無事２年生を迎えた

クラス替えの紙を見て

自分のクラスに"平野"の文字を見つけられず残念だと思った

残念･･なんでそんな事思ったんだろう

きっと１年席替えもなくずっとお隣だったからだよね･･･

さくらとは同じクラスで

中学の時に３年間ずっとクラスが一緒だった海ちゃんも同じだった

海人｢Aちゃーん同じクラスだ！またよろしくね｣

中学の時には細っこくて

今にも折れそうでフワフワした男の子だった海ちゃん

高校生になって肩幅も広くなって

背も伸びたけど中身は

フワフワしたまま

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