お隣さんは最年長の妹さん？！ (ページ20)

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貴方side

あの人から逃げて、いつ見つかるか怯える毎日が続くと思ってた。

蓮に出会うまでは。

お兄ちゃん達に助けられて勧められた引越し先のお隣さんだった蓮。

蓮のおかげで、気づいたら怯える日が少なってた。

優真を預けることにした、保育園の説明会に行くために、優真を両親に預けたら、「泊まりたいって言ってるし、優真のことは私たちに任せてたまには息抜きしなさい」って、迎えに行くのは次の日になった。

向かえに行った後、蓮と3人でご飯行く約束してたから、優真が居ないことを話したら、この前のお店で2人で飲まないかって誘われた。

仕事で約束してた時間ギリギリになりそうって言ってたからお店で待ち合わせしようと提案した。
1人で行くことに心配してくれてたけど、少しの距離だから大丈夫だろうと歩いてお店に向かう。

「...？」
後ろから聞こえる足跡が気になる。
ずっと方向が一緒。

急いでまさやさんのお店に向かう。
早歩きをすると後ろから聞こえる足音も早くなった。

お店の前に着いて、振り向こうとしたら、掴まれる腕。

「っ？！」
？「...A、やっと見つけた」
「ひっ、」

なんで、

？「どうしてそんなに怯えてるの？」
「はやとさん、」

恐れてたことが現実になった。

目の前には目の色を無くした、旦那。

浮かれて、油断して。
蓮の言う通りにしとけばよかった。
そう後悔しても、遅い。

...どうしよう。