Love Rainbow＊ａｍｎｏＳ＊part2 ‐完‐

No34　好きな笑顔 ページ7

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颯「さてっ､そろそろ会計行くか。
今日は俺のおごりで」


「え、私も払うよ。悪いし･･･」
颯「こういうのは､素直にありがとうって
言えばいーの!」

つんっと人差し指で
私の眉間を軽く押す颯太


「あっありがと･･･」

申し訳ないけど､颯太には感謝しないとね

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「そういえばここよく通ったねー
颯太がケンカしてボコボコにされた時にさっ･･･
ちくしょぉって言いながら」

颯「あのなぁ､今は俺強いんだからな?」

「はぃはい､分かりましたよ(笑)
颯太くん?」

少しだけ嫌味っぽく言ってみる。
可愛げ､無かったかな?
少し後悔する･･･


颯「お前なんか､お母さんに怒られて
ここでよく泣いてたじゃん。」

「あ、ちょっそれは･･･!」

颯「ハハッ(笑)
さっきのお返し。」


そう言って颯太が笑う･･･

私､この笑顔

いつぶりに見ただろう。


私が大好きだったこの笑顔

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ダメだと思っていても

思い出す･･･


恋心─────────。

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