Love Rainbow＊ａｍｎｏＳ＊part2 ‐完‐

Ｎｏ45　遊園地デートｌａｓｔｐａｒｔ2 ページ18

腕を掴まれた…。

翔くんの顔、見れない

「ねぇ、最後にってどうゆう意味?」

「…………」

「こっち向いてよ」

「……ごめんなさぃ」

「Aちゃん今日変だよ
すぐ分かった。」

「……」

「話して?」


コクッ―――。
首を縦に振って
俯いたまま話し始めた


「……私、あのね…もう…翔くんと会いたくないの」

本当は会いたいくせに…
心のどっかに居る私が言ってる…


「…どうして？」


「私が居るせいで櫻井さんだけじゃなく
嵐さまでに迷惑かけちゃう。」

わざわざ“櫻井さん”って言った
もう他人になるんだから

「なんでそんな事言えんの?」

「……」

「Aちゃん、俺らのこと

考えて…


でもさ、俺Aちゃんともう会えないなんて
嫌なんだけど。


俺…


Aちゃんが好きだから
特別な意味で。

返事くれたら嬉しいんだけど…」


えっ…

「私は…

どうして、私なんですか?
芸能界にはもっと綺麗で素敵な人ばっかりいるのに
私じゃなくても」

口から思ってもないことが
出てくる。
違うの、本当は好きなの。
言いたい。でも、言えない。

「Aちゃんじゃなきゃ駄目なんだよ!


俺は…駄目？俺じゃ？」

翔くんは背中から私を抱きしめた
ドクンドクンと
翔くんの早い鼓動が聞こえてくる

「グスッ……


ゎたしも好き…
どうしようもないくらい

でも私じゃ駄目だと思って…」

翔くんの言葉で
私がしまいこんだ
本当の思いが込み上げて
思わず言ってしまった

「ありがとう、俺もうそんな思いさせないから」

私をくるっと回して
翔くんのほうに向かされた
そして翔くんの顔が近づいてくる…

３０��

２０��

１０��

５��

０��

唇と唇がくっついた
短い間のキスだったけど
翔くんの気持ちが流れ込んできた。


「「大好き」」


翔くんと私が付き合ってからの
初めてのキスは

涙味でしょっぱいキスでした


―ＥＮＤ―

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