Love Rainbow＊ａｍｎｏＳ＊part2 ‐完‐

No38　久しぶりの彼女の声　+翔ｓｉｄｅ+ ページ11

和「6ヶ月も連絡してないんですか?
それはAちゃんを焦らしてるつもりですか??」

翔「いや…
そういうんじゃなくって、電話もメールもしづらくって…」


最近やけにAちゃんへ
不安を覚えるようになった俺は
気づけばニノに相談していた。

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和「…Aちゃんに早く連絡して


……Aちゃんにデートのお誘いでもしたらどうですか?(ニヤ」


翔「でっ、デートぉ?!」

和「そうです。デートのお誘いです。」

でも…それは

翔「それは…まだ早いんじゃ…」


和「えっ、もしかして遊園地デートとか考えてました?(笑

普通にカフェに飲みにとか、食事に誘ったりとかですよ??」

翔「なんだ…ただの食事か…」

ぃや…何言ってんだ、
Aちゃんと会えるなら

遊園地じゃなくても嬉しいはずなのに
きっともう、俺は友達のもっと上の関係になりたいと
思い始めてるんだ…


和「会えるだけでも、幸せでしょ？
ほら早く掛けてくださいよ」

ニノに急かされながら
俺は心臓が破裂しそうに胸がドキドキしてて
ゆっくり深呼吸してから
発信ボタンを押した―――――――――――――――――


プルルルルッ…
プルルルルッ…
プルルル…

『もっ!、もしもし…』

「も」の声が裏返ってもしもしを言い直してる
Aちゃんの声に俺は、

発信ボタンの押す前よりも

胸が高鳴った――――――――――――

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