雨と音色 (ページ41)

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38話ページ41

忠義side

すばるから、お風呂誘われた時

ドキッとしたのは間違いなんやない。

ほんまに、今のすばるは
儚くて、でも綺麗で妖艶で可愛くて

何もかもが俺には刺激になる。

男相手に勃たせてる俺は

おかしいのだろうか…

す｢たーくん、勃ってる…｣

すばるに言われて慌てて隠すけど

時すでに遅し。

タオルで隠しても
主張してるそこは

今にも出したくて仕方ない。

すばるの裸を見て、

細いのに、でも程よく筋肉があって

それでもやっぱり華奢な身体が綺麗で

あぁ、抱きたいな…

なんて、思ってしまったが為に

俺のものはムクムクと成長した。

す｢たーくん、イキたい？｣

忠｢すばるが一緒に入ろなんて言うから…｣

す｢たーくんとなら、ええよ？｣

忠｢なんでよ…俺らも兄弟やで？｣

す｢他人じゃないもん。たーくんのことなら知ってるし、それに…俺も気持ちよくなりたい｣

忠｢すばる…どうなっても知らんからね｣

自分が出したい、気持ちよくなりたいが為に

すばるとするなんて失礼やけど

男同士というのはどちらもイケばそれでいいんじゃないかなんて思ってみたり…

す｢たーくん、お風呂でするの初めてやね｣

忠｢すばるも初めて？｣

す｢あ、俺は…何度も抱かれてるから｣

そう聞くと何だか嫌やなって思った。

ただの嫉妬。

だって今は俺がすばるを抱くんやから

忠｢今は俺だけを見て？って言っても俺もそんな経験ある方やないから…痛いかもしれへんけど｣

す｢大丈夫。愛し合えば、痛くない｣

愛し合えば、痛くないか。

そうかもしれへんな。

忠｢すばる、シャワー浴びよか｣

男性同士のAVとか、ネットで勉強した知識や、プレイをすばるで楽しみたいと思いはじめたのは
いつの日だっただろうか…

いつの間にか俺も隆兄のように
変態になってしまったのか…